マッサージ効果か肩が回復のきざしをみせる
ワクチンを打ったら、五十肩が治ったなどと聞くと、つい期待してしまったのですが、現実は治りませんでした。でも、マッサージをしていることもあるのか、少しずつよくなっているようには感じています。年内には痛みがだいぶとれそうな。五十肩はいつかは治るといわれていますが、とにかく時間がかかる。もう1年近くのつきあいになるので、そろそろバイバイしたいです。
ここのところ、北海道づいています。「アイヌモシリ」の映画をみたとき、阿寒が舞台だったので、懐かしさに胸震えました(いや、ほんとに文字通り)。
映画としてはアイヌの文化やアイヌとして暮らす中学生の少年の心の内が描かれているのですけれど、道産子にとってアイヌは身近な存在だったので、おそらくいま私の住んでいる人がみた感じ方と少し違うように思います。違うからなんだというわけではないのですが。
阿寒に家族旅行したことを久しぶりに思い出すのはなんとも不思議でした。あの頃は家族が多いに機能していた時期だったのです。懐かしい。その懐かしさのまま、黒曜石のナイフやらペンダントを手に入れたのですが、これは、指輪を新調したときに、前の指輪を売った代金で購入。記念物の交換みたいなものです。早めに何か記念のものを買わないと日常のものを買って終わりになりそうだったので、すこし急いでいたタイミングでした。
これからはモノを増やさない生活を目指さなくてはいけないのですけれど、まぁ、いいでしょう。
心が懐かしさを欲していたので、久しぶりの読書は荻原規子さん。5年前からはじまっていたシリーズだということも知らず、最新作が文庫で書き下ろし!の言葉にひかれて購入したら、シリーズ3作目だったので、急いで1,2作目も購入。1作目は別出版社から出ていたこともいまさらのタイミングで知りました。
おかげで、3冊一度に読めて至福。
3作目が抜群に荻原さんのファンタジーづくりのうまさが堪能できます。
荻原さんの作品は日本の古代文化に精通している深い教養に裏付けされた、ふくよかな言葉が魅力です。とはいえ、かたくるしさはなく、ちょくちょくラノベ的な胸きゅんが織り込まれているのもたまらないのです。
こんな風に夢中になれるのは本当に楽しい。
シリーズ自作品が5年もかからずに出ることを心から祈ります。